こんにちは!國酒担当の中山です。

今回は、2025年5月28日(水)に6年ぶりに開催した「第31回ほんまもん試飲会」の様子をお届けします。

「ほんまもん試飲会」は、全国各地から國酒の蔵元が京都に集結する特別な試飲会。2019年を最後にコロナ禍で中止が続いていたため、実に6年ぶりの開催となりました。

会場は京都・河原町御池にあるQUESTIONビルの8階「コミュニティキッチンDAIDOKORO」。食と人が自然に交わるように設計された空間で、当日は大きな窓から明るい光が差し込みました。

今回は全国16蔵にご出展いただき、各蔵5アイテムずつ計80銘柄が並ぶという圧巻のラインナップ!

どのブースも来場者で賑わい、皆さまが真剣な表情でテイスティングや質問をしていたのが印象的です。

会場をまわる中で、色々なお話が聞こえてきました。ほんの一部ですが、ご紹介したいと思います。

栃木の西堀酒造。かなり挑戦的な造りをしています。

なんと透明なタンクで、赤色や青色の光を当てて造るそう。来場者の方からは、「どうしてそんなことをするの?」という質問もありましたが、蔵元は「醪(もろみ)の動きを目で見たいと思ったのが始まり」と話していました。そして、酵母=生物なので、光を当てることで変化があるのではないか?と思ったそうです。

純粋な探究心こそが、おいしいお酒を生み出すのだと感じさせられました。

▲透明なタンクに赤色LEDを当てて醸している

試飲会終了後は、蔵元の皆さんと懇親会へ。

懇親会では、蔵元自慢のお酒がふるまわれました。驚いたのはその数。。。!
ここで試飲会をするのか?という量が集まりました(笑)
さらに驚いたのは、皆さんのお酒の強さ。顔色ひとつ変えないので、日本酒が水に変わったのかと錯覚するほどでした。
お酒を飲みながら、普段は話せない様な深いお話ができ、より酒蔵への理解が深まりました。

6年ぶりの開催となった「ほんまもん試飲会」でしたが、多くの方にご来場いただき、改めて國酒の魅力の強さを感じることができました。
私自身、たくさんの蔵元からお話を聞き、より多くの方に想いを伝えていこうと思います。

最後となりますが、ご来場いただいた皆さま、ご出展くださった蔵元の皆さまに、心より感謝申し上げます。

New Entry