リゾートアイランドとして有名なハワイ……そのなかの一つ、うっそうと茂る緑、深い渓谷といくつもの滝など、素晴らしい自然を育むカウアイ島。その美しい浜辺で、描かれた一枚の画、それがこのエチケットです。アーティストでサーファーのYukalicious(ユカリシャス)さんが「地球に存在するすべての自然。ハワイの海の守り神であるホヌ(ハワイ語で亀の意)、島の女神。太陽が昇り、光が海を輝かせ、そして雨は山の命に潤いを運び、海へと流れる。雨の後には幸福の虹が。全ての命はめぐりめぐる」と、自然のなかで感じた想いに身を任せ描いたのが、この作品です。
強い日差しで弱り気味のカラダ、そして喉を潤す夏ワインを造りたい。地中海とオーガニック、そしてコストパフォーマンスをキーワードに生産者モーレル・ヴドーと共同開発された、このワインは、太陽をいっぱいあびた南フランス産のオーガニックブドウを使用。ソービニヨンブラン100%の白は、ハーブの香り豊かで、爽やかな海を思わせる辛口。カベルネとメルローの極上ブレンドが自慢の赤は、太陽の温かみを感じさせる果実味豊かな仕上がり。ボトルには、南仏の太陽と自然のパワーがギュッと詰まっている。そして、自然のエネルギーと爽快さを与えてくれるエチケット。ワインが自然の恵みに感謝するパワーを与えてくれて、さらに陽気な気分までも運んでくれるようだ。お日さまとハミング……そんな気分になれるかも。だから、「Nature Vivante」=生き生きとした自然。まばゆい太陽に導かれて、深い緑と爽やかな風そそぐ山々や青い海と輝く浜辺でのランチやヴァカンスに、もちろん普段飲みにも、どうぞ冷やして召し上がれ。ワインを飲みながら、夏や自然を身近に感じられるなんて、ワインの楽しみがまた一つ広がった。
このワインを企画したディオニーの前田社長も大西専務も現役のサーファー。今も1週間に一度は海に入り波に乗り、自然を肌で感じている。そんな大西専務は言う「絶えず変わる波の動きを見極めて、自然と調和しないと波には乗れない」人にコントロールされた都市生活から抜け出し、自然のなかに身をおく。自然や太陽、海のような絶対的な力のもとで、心もカラダも開放して自然を受け入れようとしたとき、初めて自然との共生や調和が生まれる。そんななかで感じることは「一瞬を捉え、自然と一体になったと感じる瞬間、自然と共存する喜びが溢れる。それは、極論かもしれないけれど、ビオワイン造りにも共通していて、ブドウの生育に大きく関わってくる畑の微気候を読むことに似ている」なんだか難しそう……そう思わないで。自然環境を守るためとかあまり堅苦しく考えず、美しい海、太陽、風、山、川……かけがえのない大自然を、まずはナチュラルに感じてほしい。大西専務は語る「私たちがこのワインを通して応援しているS.F.J※が提唱する『One hand beach clean up サーフボードを持った手と反対の手で、1つだけでもビーチのゴミを持ち帰ろう』そう、その言葉の通り、小さいことから始めてみようよ」今年の夏は、ワイン発売を記念して、エチケットをデザインしたYukaliciousさんと逗子の海で「海に感謝を捧げるLIVE」などを開催。(詳細はホームページで!)夏を満喫できる、夏ワインのムーブメントが海から起こりそうな予感。
※S.F.Jは、サーファーやボディボーダーの視点から海辺の環境保護活動を行なっている団体です。環境の回復・保護のため、このワインの売上金額の1%が寄付されます。
Yukalicious:http://www.yukalicious.com/
S.F.J:http://www.surfrider.jp/
共同開発をしたモーレル・ヴドーの営業担当Cédric ESPITALIER NOËL氏がS.F.Jとの取り組みについてコメントを寄せてくれた。「ディオニーが海の環境保護団体に売上の一部を寄付しているということを初めて聞いたとき、とても驚きましたし、どうして海の? と考えました。でも、前田さんを見て納得。サーフィンをする人は海の健康をとても大切に思っているのですね。(とってもよく焼けていらっしゃるし……笑)我々は生産者であり、同時に消費者でもあります。環境の調和、生態系を健全に保つことは、テロワールを表現することと同じくらい大切なことだと考え、それに対する責任を新たにしています。つねに私たちが自然の一部であり続ける為に、生き物の多様性を守ることはとても大切で、それはこのワインのエチケットがすべてを物語っています。このエチケット、本当に素敵です。海が広がり、亀がいて、綺麗な女性も…笑。初めて画を見たとき、会社のみんなからも歓声が上がったのですよ。」