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美しい星「地球」をこれ以上汚さない一歩になれば……との思いを込めて『リヴィングアース』と名付けた有機栽培葡萄100%オーガニックワイン。

前田豊宏のプロフィール
ディオニー(株)取締役社長。知る人ぞ知るワイン業界のちょいワルオヤジ。その風貌とは裏腹にワインと向き合う姿は紳士そのもの。味への妥協なき追求も特筆に値する。ワインへの造詣も深く、ソムリエとしても手腕を発揮。
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インタビュアープロフィール
ワインショップ『pcoeur(ピクール)』店主。ブランド志向の20代を過ごし、30代半ばにして本当の心の豊かさを求め、シンプルライフに目覚める。映画会社、レコード会社、出版社などを経て、プロモーター、エディターとして活動。
// Office AIW // オフィス アイダブリュー

『リヴィングアース』は、南フランスの個性を表現した味わい。「美しい星・地球を大切にしようという」メッセージが込められている。

リヴィングアースの味わい

— 『リヴィングアース』で取り組みや伝えたい想いはわかりました。そこで、やっぱり気になるのがこのワインの味わいですが、もう少し『リヴィングアース』について教えて下さい。

前田社長の趣味でもあるサーフィンからも、自然を大切にしたいという思いが募るそうだ。

M:味わいは、初代『リヴィングアース』と変わらない、高品質で素晴らしい味わいに仕上がっていますよ。今回は、原産地南仏ラングドックの個性を表現したいと思い、「シャルドネ」「カベルネ」、そしてレストランさん向けに「コトー・デュ・ラングドック」の3アイテムをラインナップしました。「シャルドネ」は、ハチミツやパイナップルのような芳醇で膨らみのある味わい。「カベルネ」は、南仏のカベルネらしい、骨格の強い、がっしりとした味わいに仕上がっています。「コトー・デュ・ラングドック」は、複雑な味わいが身体に染み渡ります。3アイテムとも南仏ラングドックのテロワールをしっかり表現しています。今でも充分においしいのですが、もう少し熟成させると、さらにおいしく飲んでいただけるのではないかと思います。圧倒的なコストパフォーマンスで、おそらくこの価格にして、この味わいには驚かれるのではないかと自負しています。実は、生産者も今回の試み、プロジェクトをとっても喜んでいて、外箱カートンにまでエチケットのデザインをプリントしてくれています。本日お話してきたように、このワインには「美しい星・地球を大切にしようという」メッセージが、商品名やエチケットにも込められていて、その想いを今回は、裏ラベルにも表記しました。

— 最後に、地球に住む皆さん、そしてワイン愛好家の方たちへメッセージをお願いします。

M:緑豊かな地球を次世代に引き継ぐためには、一人の力ではどうすることもできません。私たちの想いに共感いただける酒販店様、飲食店様がいらっしゃいましたら、ぜひご拡売にご協力いただけましたら幸いです。そして、環境保護活動にご興味のある方、そしてワインを愛する皆様も、ぜひこの商品をお買い求め下さい。宜しくお願い致します。

— 本日は、有り難うございました。より安心で品質の優れたワインを造ると、自然が本来の生態系を取り戻し、健全な大地を生む……あなたや私の取り組みは、小さな一歩にしかすぎないかもしれませんが、その一つ一つが大きな取り組みへと変わり、美しい地球を存続する力になるのではないでしょうか。

*サーフライダー・ファウンデーション(Surfrider Foundation)
サーフライダー・ファウンデーション(Surfrider Foundation)は、サーファーやボディボーダーの視点から海辺の環境保護活動を行なっている団体です。1984年にアメリカで発足し、現在アメリカでは4万人以上のメンバーが登録しており、日本・ブラジル・オーストラリア・ヨーロッパにはそれぞれ現地団体が発足しています。日本では、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S.F.J)として1993年に発足、以来日本のサーフポイントおよび海辺の環境を守ることを目的に幅広く活動しています。